2/11 バトルロードグロリア中国予選(WCS2017)ベスト8 ジメンZプテラ軸構築
ひかりです。この画像だけ残っていましたw
【構築紹介】
カプ・コケコ ひかえめ@いのちのたま エレキメイカー
H146(4),A121,B105,C161(252),D95,S182(252)
カプ・テテフ ひかえめ@こだわりスカーフ サイコメイカー
H145,A94,B95,C200(252),D136(4),S147(252)
サイコキネシス、マジカルシャイン、ムーンフォース、10万ボルト
プテラ ようき@ジメンZ プレッシャー
H156(4),A157(252),B85,C69,D95,S200(252)
いわなだれ、じしん、おいかぜ、まもる
(襷を持っていないのに追い風読みプテラの追い風なんて打てる場面1回も無かったです。ギガイアスも追い風で上をとれるようなポケモンではないですし。。。追い風を切ってこおりのキバ、せめてフリーフォールを入れた方がよかったです。)
テッカグヤ おだやか@たべのこし ビーストブースト
H204(252),A109(4),B136(100),C127,D154(154),S81
(→D154ではなく、C4D150にした方がC実値128D実値154となっていたのでそこはミスですね・・・)
H192(252),A205(252),B150,C72,D101(4),S27
(そこそこの硬さを持っていると思っていましたが、オニシズクモのアクアブレイクなど、弱点技を受けて1発で落とされる場面がけっこうありました・・・)
ヤレユータン テレパシー@メンタルハーブ
H197(252),A75,B113(100),C110,D165(158),S72
(最遅ヤレユータンの育成が間に合いませんでしたので、S31個体です。最遅の場合、鉄球を持たせるつもりでした)
【構築のコンセプト】
①プテラのジメンZでカグヤの苦手なコケコやウインディなどを処理する。
(最初はガブを入れていましたが、プテラの方が警戒されにくく処理が早そうなのでジメンZを採用しました)
②レヒレやカグヤはコケコやテテフで処理する。
③トリルや雨はギガイアスやヤレユータンで妨害。
④最後にカグヤで残飯宿木守るのクソゲーを仕掛ける
【基本選出、立ち回りと反省】
〇ガブ+コケコ → プテラ、コケコを選出
初手プテラ守る、コケコ→カグヤに交代でまずは様子見。ガブはスカーフかジメンZのどちらかと判断し、コケコが引くか守るを選択、ガブが地震や毒づきを打つ場合はスカーフ。モーションが発動した場合はスカーフを確認している。2ターン目にコケコへジメンZ、スカーフで退くガブへ宿木を放ち、爆アドを狙う流れになる。当初ひかえめコケコが多いと思っていたが臆病コケコが思いのほか多かった他、ガブの処理が遅くなることは反省点。
バルジーナ追い風、テテフ守るを想定してプテラはおいかぜ、コケコはバルジーナ方面にボルトチェンジを考えていた。しかし初手からテテフにガンガン殴られたので全く対策になっていなかった。ひかえめコケコを使っているので、せめて高火力の電気技でデンキZ+雪崩でバルジーナを落としに行きテテフの怯みを狙うことくらいすべきだったと反省。
〇ゴルダック+ペリッパー → ヤレユータン、ギガイアスを選択。(コケコは後続)
先発コケコでは上から殴られてそのまま終わる。コケコで守りヤレユータンでトリルを狙っても、雨補正のかかったゴルダックのミズZとペリッパーの暴風や熱湯で落とされるはず。(たぶん。ダメージ計算はしていない)
そこで先発はヤレユータンギガイアスを選択。ギガイアス守る、ヤレユータンはトリルを選択。トリルを決めてエッジ采配をしていく。(命中不安なので雪崩采配も欲しかった)雨天候を戻そうとする相手に対して日本晴れを合わせて、晴れでも砂でも天候によってギガイアスのDをサポートできる。そこで水技を喰らい、弱点保険を発動させ、一気に圧力をかけていくつもりでしたが・・・
トリル解除に合わせて雨天候決められました\(^o^)/ (ナオキさんとのフレ戦)
机上論だけではだめですね・・・
〇トリル構築
とりあえずコケコでボルチェンしてギガイアスヤレユータンを上手く並べられるように動かします()
【対戦結果】ベスト8
1戦目:負け(vs紫苑さん) 手の内がばれていたうえに、初手時間切れで謎プレイしてしまい勝ち筋は全くありませんでした
2戦目:勝ち(vs mashさん) スカーフカミツルギのスマートホーン読みプテラ守るコケコボルチェンで落とせてのは美味しかった。ラス1カグヤvsカビゴン対面。
3戦目:勝ち(vsヒカルさん) 初見殺しの輪唱パに押されてそのまま一方的に負けかけたが、何とか持ち直してカグヤvsカビゴン対面に持ち込んだ。
4戦目:勝ち(vs slylyさん) 終始優位展開を維持できた。
5戦目:負け(vs Aislinさん) 中盤まで作戦通りの展開で押し切る勝ち展開を続けていたが、日和って拙攻を続けてしまい勝ち確を決めきれず、怯みや急所も絡み展開が徐々に覆されて負け。
準々決勝:負け(vsノブさん)
プテラコケコ選出で挑発やフリーフォールを警戒させて普通に殴るという戦略はよかったが、ミミッキュ集中を日和ってしまった。中盤のスカーフフライゴン読みトリルはよかったが、アクアブレイクを想定した日本晴れを戸惑ってやめてしまった。その後2連守るを決められ、トリルが切れて負け。2連守るが外れ、エッジが当たる確率はそれぞれ2/3、8/10。そのため、勝つ確率は16/30.負ける確率は14/30。きわどい対戦でした。
【感想】
大会前々日に構築を考え始め、前日の飲み会後の酔った状態で努力値振りや四天王周回のレベル上げ、すごいとっくんを繰り返していました。睡眠時間3時間と二日酔いという変なテンションで挑んだ結果、緊張をほとんど感じず戦うことが出来ました。(私の計画性の無さについては・・・察してください><)
去年のグロリア本戦でも経験していたことですが、相手の取りそうな行動の上を取る立ち回りについては今回もよくできていた試合が多かったと思います。しかし勝ち濃厚展開でリスクばかりを考えてしまい、消極的な行動をとり逆転負けをする展開を去年の本戦に続けて今回もしてしまいました。
将棋で言えば、序盤の立ち回りは大局観みたいなもので、終盤の立ち回りは詰め将棋みたいなものですよね・・・。私自身は終盤戦で少しずつ相手を追い詰めていく戦い方の方が好きなのですが、好きなのと実際にそれが「できる」かどうかは別の話なのですよね・・・
ポケモンの話に戻りますが、対戦オフに参加されている方々は一般ユーザーからすれば「強い」と認識される人がほとんどだと私は感じます。特にグロリアの対戦は実際に日本代表の経験者も数多く参戦されています。しかしグロリアの対戦において日本代表者が必ずしも圧倒的な実力差で勝ち上がっているわけではなく、1ターンという紙一重の試合を何度も制して勝ち上がっている様子を何度も見てきました。1ターンの動かし方を改良するために、構築を変えて何十、何百時間も試行錯誤をする。
グロリアで勝ち上がるためには日本代表経験者を倒すことが必要になります。私は日本代表経験者には敬意を示すべきとは感じますが、遠い存在のように考えてはいけないと感じます。そして、最後は基本をいかにそつなくこなせられるか、ということに尽きると思います。本当に強い人は、本当に基本的なミスが少ないんです・・・!!!
今回の大会後の雑談で「日本代表にどうすれば勝てるか」と聞かれて、いつものテンションで「雪崩で怯ませれば勝てる」みたいな発言をしてしまいすみませんでした。実際雪崩怯みは強い勝ち筋の一つですが、決して強者の実力を侮った発言をしているわけではないです。そう捉えられてもおかしくないのですし、反省しております。
対戦相手にはいつも敬意を示しているのですが、熱中しすぎていつになく今回乱れがちになってしまったことについては反省しております。来週のがにゅーオフでは、バルドルさんなどの九州勢+遠征勢へのリベンジにもなりますので、強者に立ち向かう挑戦者として戦い、優勝を取りに行きます。